私達の活動

環境にやさしく地域に永続的に貢献する水力開発の実現を推進することで、人と自然の調和がとれた環境社会づくりに寄与することを目的とします。

大学等の研究者、行政・電力会社・コンサルタントのOB、水力発電支援機関・建設会社などの皆様のお力添えをいただき、NPO法人水力開発研究所が2018年1月に発足いたしました。
我が国の水力発電は100年以上の歴史がありますが、今、再生可能エネルギーとしての新たな役割が求められています。地域の共有財産である河川水を利用する水力は、電源としての特長を生かすとともに、地域の自然・社会環境と調和した持続可能なものとして、さらに地域に積極的に貢献するものとして開発・利用する必要があります。
このために、当水力開発研究所は、「環境調和型水力開発モデルの構築」「水力の価値評価に係る調査研究」「情報発信・人材育成」を事業の三つの柱として活動を行っています。これからの水力発電が電力価値、環境価値、および社会的価値を高めて、総合的に生かせるように調査研究を行うとともに関係者を支援いたします。
分野を超え、ベテランと若い人が自由に交流し、水力に新たな価値と可能性を生み出すために、多くの方々にこのNPOに参加していただきますようお願い申し上げます。

環境調和型水力開発モデルの構築

地域が主体となった水力開発地点への支援、および地域と専門家、企業等の協働による、地域の自然環境に調和した水力開発・再開発等の事業モデルを検討

水力の価値評価に係る調査研究

水力の電力価値(開発ポテンシャル、経済性、品質)、環境価値(河川環境の保全・改善、ダムの排砂対策など)、社会的価値(地域貢献など)について調査研究

情報発信・人材育成

セミナーの開催、研究成果の雑誌への発表、セミナー・大学での講演、ホームページで水力の多様な価値や課題などについて情報発信。また、現地の関係者への支援やモデル地点等への大学生に対するインターンシップの受け入れ等を通じた人材育成を実施


問い合わせ先

お問い合わせは電子メールでお願いします。
contact@hdri.jp